3月2日フォーラム 資料集

テーマ:「琵琶湖~淀川~大阪湾流域圏 流域で培われた人と水の知恵、未来へ」


 第1部 オープニング

開会挨拶 中村 利雄 (イベント学会 会長、愛・地球博 事務総長) 

     福井 弘道 (いのちをつなぐ水と流域・地球市民対話プロジェクト推進委員長、中部大学 副学長) 

 

趣旨説明&ポスター発表者紹介 古澤 礼太(中部大学国際ESD・SDGsセンター 准教授) ■資料


 基調講演

 

基調講演1「川と水そして流域圏 ―行基の本願を世界へ、そして未来へ!―」
【講師】尾田 栄章(元建設省河川局長、第3回世界水フォーラム 事務局長)
 ■講演資料

■記録動画

 基調講演2 「いのちの物語(生命誌)を支える水 ―長い時間と大きな広がりの中でー」
【講師】中村 桂子(JT生命誌研究館 名誉館長)
 ■講演資料 

■記録動画

   

尾田 栄章 元建設省河川局長、第3回世界水フォーラム 事務局長

1941年福井県生まれ、奈良県育ち。京都大学大学院工学研究科を修了し、1967年に建設省に入省。河川管理の目的に「河川環境の整備と保全」を加えると共に住民参加を求める1997年河川法改正に河川局長として携わる。
1998年に退官後、第3回世界水フォーラム事務局長などを歴任2013年から2016年まで、東日本大震災と原発事故で被災した福島県広野町で福島県の任期付き職員として勤務した。著書に『行基と長屋王の時代: 行基集団の水資源開発と地域総合整備事業』(現代企画室、2017年)などがある。
JT生命誌研究館 名誉館長

東京都出身。生命誌研究者。東京大学理学部化学科卒。同大学院生物化学博士課程修了。理学博士。三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、東京大学客員教授、大阪大学連携大学院教授を歴任。「人間は生きものであり、自然の一部」という事実を基本に生命論的世界観を持つ知として「生命誌」を構想。1993年「JT生命誌研究館」を創設され、2002年に館長、2020年名誉館長に就任。
主な著書に「科学者が人間であること」(岩波新書)、「ふつうのおんなの子のちから」(集英社クリエイティブ)、「ナズナもアリも人間も」(平凡社)、「老いを愛づる」(中公新書ラクレ)、「科学はこのままでいいのかな」(ちくまQブックス)など。

 第2部 オープニング

 

祝辞 松浦 晃一郎(第8代ユネスコ事務局長) ■記録動画

 

 パネルディスカッションⅠ

「大阪湾流域圏で考える水と環境・生業・文化」 

   ■記録動画

パネルディスカッション1  
「大阪湾流域圏で考える水と環境・生業・文化」 

【パネラー】三和 伸彦(滋賀県 理事〔琵琶湖政策・MLGs推進担当〕、〔公財〕琵琶湖・淀川水質保全機構 理事長)
  ■資料

【パネラー】竹門 康弘(大阪公立大学 客員研究員)
  ■資料  

パネラー】鈴木 康久(京都産業大学現代社会学部 教授)
  ■資料 

【コーディネーター】 澤井 健二(琵琶湖・淀川流域圏連携交流会 代表幹事)
  ■資料

 

滋賀県理事 琵琶湖政策・MLGs推進担当、〔公財〕琵琶湖・淀川水質保全機構 理事長

大阪府立大学(現大阪公立大学)工学部卒。昭和62年、化学技術職として滋賀県庁に入庁以来、公害規制、環境調査、市民との協働、環境アセスメント、環境学習、廃棄物対策など環境行政全般を歴任。平成9、10年度には環境庁(当時)に出向し、諫早湾干拓事業、長良川河口堰など大規模公共事業の環境影響調査などを担当。
近年はマザーレイク21計画、滋賀県環境総合計画、琵琶湖保全再生計画、琵琶湖版のSDGsであるマザーレイクゴールズ(MLGs)の策定等に関わる。昨秋開催された「関西・歴史文化首都フォーラム滋賀・マザーレイククルーズ2023」実行委員。プライベートでは北近江のタウン誌「長浜み~な」の編集スタッフ・ライターとしても活動中。
大阪公立大学 客員研究員

東京生まれ。故郷の川は多摩川。祖父が築地魚河岸の仕出し屋,父が釣りキチ,母が秋田の田舎出身で山菜採りが好きだったため。幼い頃から山,川,海,魚,草花を見て育つ。小学6年生当時の志は,植物分類学者になることだったが,高校時代に生物部で水生昆虫の面白さを知る。大学ではワンダーフォーゲル部で沢登りをした。現在の趣味は磯釣りと山菜採り 。
かっぱ研究会 世話人、京都産業大学現代社会学部 教授

京都府職員を経て、2017年から現職。博士(農学)、専門は水文化、地域環境工学、公共政策。著書に『京都の山と川』(中公新書)、『水が語る京の暮らし』(白川書院)など多数。論文に「江戸期における鴨川の堤防に関する研究」や「亀岡の名水に関する人文・自然科学的考察』など。KBSテレビの『京の水ものがたり』で毎日出演、他にブラタモリなどに出演。カッパ研究会世話人、琵琶湖・淀川流域圏連携交流会副代表幹事、他。
琵琶湖・淀川流域圏連携交流会 代表幹事、摂南大学 名誉教授

京都大学大学院工学研究科土木工学専攻博士課程修了後、1976年より京都大学防災研究所砂防研究部門助手。1980年より京都大学防災研究所宇治川水理実験所助教授、1993年から2014年まで摂南大学工学部土木工学科(2002年より理工学部都市環境工学科)教授。淀川流域水環境交流会実行委員長(2005年頃より近畿水環境交流会)、寝屋川流域ネットワーク世話人、京都水辺保全ネットワーク会長、琵琶湖・淀川流域圏連携交流会(BYネット)代表幹事、琵琶湖・淀川・大阪湾流域圏シンポジウム実行委員長、NPO法人日本水防災普及センター理事長などを歴任。活動のキャッチコピーは、「活かそう水辺、つなごう流れ」。受賞歴は、日本河川協会「2023年度河川功労者表彰」受賞。

 

 

 パネルディスカッションⅡ

「大阪・関西万博を契機に、世界に何を発信するのか‼」

 ■記録動画

パネルディスカッション2
 「大阪・関西万博を契機に、世界に何を発信するのか‼」

 【パネラー】福井 昌平(日本イベント学会 副会長、愛・地球博 チーフプロデューサー)
  ■資料


 【パネラー】稲本 正(イベント学会中部地域本部)
  ■資料


 【パネラー】ウスビ・サコ(2025大阪・関西万博 博覧会協会 副会長、京都精華大学 前学長/人間環境デザインプログラム 教授)
  ■資料


 【コーディネーター】 古澤 礼太(中部大学国際ESD・SDGsセンター 准教授)
  ■資料

 

イベント学会副会長、元愛・地球博チーフ・プロデューサー

鳥取県出身。1991年に、㈱コミュニケーション・デザイニング研究所を設立し、政府機関をはじめ、自治体、企業の多くのCI戦略プロジェクトを総合プロデュースすると同時に、中核となるシンボル事業や戦略的イベントのプロデュース業務を推進している。山陰・夢みなと博覧会 企画・事業プロデューサー、愛・地球博(2005年日本国際博覧会)チーフ・プロデューサー、平城遷都1300年記念事業 チーフ・プロデューサー、ミラノ万博(ミラノ国際博覧会)日本館総合プロデューサー、イベント学会 副会長などを歴任。
イベント学会中部地域本部 会員、工芸家、作家、トヨタ自然學校 設立校長

1945年 富山県生まれ。69年 立教大学理学部物理科卒業、その後物理科に勤務。74年 高山市に移住、67年 清見村にオークヴィレッジを移転。87年環境総合プロデュース会社オークハーツ設立。94年『森の形 森の仕事』で毎日出版文化賞受賞。著書 『森の惑星プロジェクト』開始。トヨタ白川郷自然學校設立校長。東京農大客員教授。岐阜県教育委員。著書に、『緑の生活』(角川書店)、『森の惑星』『日本の森から生まれたアロマ』『森の旅 森の人』(世界文化社) その他多数。
2025大阪・関西万博 博覧会協会 副会長、京都精華大学 前学長/人間環境デザインプログラム 教授

マリ共和国生まれ。北京語言大学、南京東南大学を経て91年来日。 99年、京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。専門は空間人類学。「京都の町家再生」「コミュニティ再生」など社会と建築の関係性を様々な角度から調査研究している。バンバラ語、英語、フランス語、中国語、関西弁を操るマルチリンガル。京都精華大学人文学部教員、学部長を経て2018年4月から2022年3月まで、京都精華大学学長を務める。著書に『アフリカ人学長、京都修行中』(文藝春秋)、『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』(世界思想社)など。
「水と流域・地球市民対話」プロジェクト推進委員会 事務局長、中部大学国際ESD・SDGsセンター 准教授

2007年、名古屋大学大学院文学研究科比較人文学講座博士後期課程単位取得中退。2005年愛・地球博では、公式催事「愛・地球会議~クロージングフォーラム」(EXPOドーム)にて、日本の学生代表として8か国の学生と共に宣言文『多様性の愛し方』発表。2007年、中部大学中部高等学術研究所研究員、同講師を経て、2014年から現職。2008年から現在まで、中部ESD拠点(RCE Chubu)の事務局長を務める。専門は文化人類学(アフリカ都市研究)/ ESD(持続可能な開発のための教育)。


 ポスター発表発表者資料(パネル・スライドは「■」をクリックしてご覧ください)


  活動都道府県 活動地域 発表団体 発表者 パネル
大阪府 近畿地方全域 国土交通省 近畿地方整備局 大國 喜郎
大阪府 近畿 京阪ホールディングス株式会社 岡田 洋
京都府 八幡市 淀川三川合流地域 さくらであい館  
大阪府 琵琶湖・淀川流域 公益財団法人 琵琶湖・淀川水質保全機構 山下 博巳
滋賀県 東近江市および日野町 NPO法人蒲生野考現倶楽部 野田 晃弘
滋賀県 大津市 TANAKAMIこども環境クラブ 小杉 愛奈・小杉 優奈・宮島 桜花、他
7 滋賀県 琵琶湖・草津湖 草津湖岸コハクチョウを愛する会 吉岡 美佐子
8 大阪府 大阪府 近畿「子どもの水辺」交流協議会事務局(大阪府都市整備部河川室) 大山 浩司
9 京都府 山城地方の里山や木津川 特定非営利活動法人 やましろ里山の会 山村 武正
10 大阪府 近畿圏域 近畿「子どもの水辺」交流会実行委員会 野田 晃弘
11 大阪府 木津川市周辺 木津川川ガキ団 田中 実知世、他
12 京都府 木津川市周辺 環境カウンセラー 個人 中尾 博
13 京都府 京都市 京都産業大学 鈴木ゼミ 内海 奈緒・柴田 健成
14 大阪府 寝屋川市 摂南大学 エコシビル部 増木 俊迪・川瀬 陽平
15 大阪府 寝屋川市 摂南大学 理工学部都市環境工学科生態環境学研究室 岡田 美歩葵・緒方 秀飛・奥村 和樹、他
16 大阪府 全国 大阪工業大学 宮田 祈
17 大阪府 主に大阪市北区・都島区 おお川水辺クラブ 新里 嘉孝
18 大阪府 吹田市南吹田 River Life 菊岡 永里子・明田 晴翔
19 大阪府 大阪府大阪市 大阪工業大学 城北水辺クラブ 小林 永人
20 大阪府 淀川流域、島根県内 大阪工業大学 水圏環境研究室 春名 孝紘・緒方 勇希・小川 芳也
21 大阪府 大阪府内 大阪工業大学 水圏環境研究室 蒲生 悠太・町田 雄飛・小川 芳也
22 大阪府 大阪府 道頓堀商店会 宮本 倫明
23 大阪府 大阪ベイエリア 京の川の恵みを活かす会 中筋 祐司
24 大阪府 琵琶湖(淀川水系) 全国川ごみネットワーク(釣り人による清掃活動) 津熊 操
25 和歌山県 国内 NGO「海洋の空」研究グループ 赤井 一昭
26 京都府 京都市 カッパ研究会 大滝 裕一
27 大阪府 大阪市 大阪水上バス株式会社  
28 三重県 三重県 株式会社ミルボン 秋田 凌平
29 愛知県 愛知県・岐阜県・長野県 歩く仲間 柴田 英知
30 三重県 三重県 魚と子どものネットワーク 新玉 拓也
31 愛知県 岐阜・愛知 株式会社 エーピーエヌ ネイチャーコミュニケーション部 橋本 禅・野尻 光希
32 岐阜県 岐阜県安八郡神戸町 日本麻協議会 若園 和朗
33 愛知県 春日井市 ホンダロジコム株式会社 菊池 健太郎
34 岐阜県 岐阜県八百津町 八百津だんじり祭黒瀬組 市岡 和男
35 愛知県 名古屋市 組手什おかげまわし東海 長坂 洋
36 愛知県 愛知県・岐阜県・三重県 中部サステナ政策塾 平井 直生・古川 穂高・廣瀬 純怜、他
37 愛知県 愛知県・岐阜県・三重県 中部ESD拠点協議会(RCE Chubu) 古澤 礼太・中島 稜太
38 愛知県 愛知県・岐阜県・三重県 三重大学(中部大学デジタルアース共同利用共同研究) 安部 大樹
39 愛知県 愛知県春日井市 中部大学ボランティア・NPOセンター 松井 千紘
40 愛知県 名古屋市 かがやけ☆あいちサスティナ研究所 吉田 愛奈・池田 武琉
41 愛知県 春日井市 春日井勝川・南部地区水防災研究会 尾畑 功
42 愛知県 名古屋市 株式会社 テクノ中部 吉田 信之
43 東京都 全国 特定非営利活動法人MERRY PROJECT 水谷 孝次・柄本 綾子
44 東京都 国際 一般社団法人 アフリカ協会 武藤 一郎
45 滋賀県 国際 公益財団法人 国際湖沼環境委員会 岡地里佳、中井淳貴
46 愛知県 国際 国連地域開発センター〔UNCRD〕 浦上 奈々