東海・中部地域では、伊勢湾と三河湾に注ぎ込む河川の流域全体を伊勢・三河湾流域圏と呼び、活動対象地域としています(愛知・岐阜・三重県とほぼ一致)。その中で、地域の持続可能な発展を妨げる自然・経済・社会の諸課題を明らかにし、それらの解決に向けた人材を育成するためのネットワークづくりを行なっています。
RCE(Regional Centres of Expertise on ESD)とはESDを地域で実現していくための拠点という意味で、国連大学が推進・認定しています。RCEは持続可能な開発のための教育を地域コミュニティに提供するために動員された、既存の公的・非公的機関組織のネットワークです。RCEおよび世界のネットワークは、「持続可能な開発のための地球規模の学習の場」を構成します。RCEは、「持続可能な開発のための教育の10年」(DESD,
2005-2014)の地球規模の目的を地方自治体および地域社会レベルの活動へと形を変えることによって、DESDの目標を達成することを目指しています。